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娘が7歳の時から始めたこのブログ、もう小学校4年生になりました。休日の食事の用意は私の担当。楽しく、美味しく、作る料理、娘が食べやすく、さらに、栄養バランスの良い料理・・・、う~ん (ーー;) 凝りだすときりが無い・・・。

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書店に行ってレシピを読んだり、買ったりすることもある。

多くは特定の症状、コレステロールや貧血といったものを改善するようなレシピや、食材一つ一つのことを旬の時期とか栄養価とかを詳細に渡って書いてあるもの、そういうものを読んで、その食材のこと知ったり、組み合わせを「立ち読み」している。ほとんど買わず、帰ってからサイトでもう一度検索して印刷する。

ケチである。

そういうレシピ関係の本の中に必ずあるのが「簡単に出来る」というタイトルのもの。

簡単に出来ることを否定はしない。時間が無くやむを得ず、はいつでもあり得る。私も夜食にカップラーメンを食べる。

ただし、そればかりに頼るのも良くない。やむを得ないケースは別として、あくまでも「今後のステップの一つ」もしくは「技の一つ」で考えたい。

というのは、簡単に作るためには自分以外の誰(何)かに自分がやらない分を頼っていることなるからである。

冷凍食品は高価である。自分がやるべき手間を人にお願いしている訳だから、その手間賃を払うのは当然である。良く考えると光熱費や材料を足した金額よりも高いかも知れない。

別に冷凍食品はいいので、「簡単に出来る」レシピに話を戻す。

調理の中で電子レンジが頻発する。中には「電子レンジだけで作る」というレシピ集もあったりする。

ラップの掛け方、置き方、まー、事細かに解説している。

これまた、私は電子レンジを否定しない。食材の解凍にはとても便利だし、娘のご飯は冷凍してあるので、それを温めるときなど、私用には焼酎を温める時も、活躍する場は多い。一日一回はスイッチを入れると思う。

ただし、調理そのものには使わない。以前書いた親子丼も実はレシピには、蒸し鶏はレンジでやれ、と書いてあった。

「それは『蒸し鶏』じゃなくて『レンジ鶏』だろう」

というのが私の見解。

それと一番気にしていることがある。足がつきやすい(傷みやすい)のだ。たけのこはただでさえ足がつきやすいが、レンジで下ごしらえした時点で、常温で一日と保たなくなる。

電子レンジは特殊な光線を食品に当てて原子レベルで激しく振動させることによって熱を発生させる。

火が通っている、というより、私には食材がひ爆したような感じに思えてしまう。

メーカーに言わせたらそんなことはないと言うと思うが、私はどうも頻繁に頼る気が起きない。もしかしたら「缶ビールは瓶に比べて美味しくない」と言っているのに、似ているかも知れない。

ただ手間を掛けて調理したいと思う。材料を切るのも出来るだけ包丁で、蒸し鶏は蒸し器で作りたい。

手間がかかるほど愛情を感じるものである。それは料理だけの話では無い。

そして自分でも美味しいと満足出来る料理が出来上がるのだと私は、勝手に、そう思っている。







得意料理 白菜の一瞬漬け

私の得意料理の一つ、「一瞬漬け」。



これは白菜を使ったもの。他にも、キャベツ、大根、きゅうりなどでも出来る。

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さてさて、今回は珍しく、普通の料理Blogのような話題にしようと思います。

私がよく使う料理小道具です。お鍋関係の話は、次に廻します。
グリル付きコンロ、オーブンレンジ、水とお湯の出る水道、炊飯器としゃもじ、これらは、最初からどの家庭にもある、という前提で話します。

1. 包丁
まな板
当たり前ですが、これらが無いと食材を切ることが出来ません。
包丁は、錆びないステンレス製とかが流行っているようですが、切れ味が良くないので、私は鉄のものを使っています。
まな板は両面使えるものがいいと思います。
2. ふきん 2枚 一枚はまな板に敷く用、もう一枚は拭く用です。私はこれで手もまな板も拭きます。
3. おたま ふつうのおたまです。私は2つ用意しています。味噌汁と牛丼を作った時は、おたまが二つあった方が楽でしょ?
4. トング トング 一般的にはスパゲティとかを掴むときに利用されるようですが、私は結構幅広く使います。
写真のような、ステンレス製の万能型がお勧めです。
ステーキ、焼きそば、ラーメンを茹でて丼に盛る時、うどん、お蕎麦も同様、野菜炒め、などなど。
「あ゛ーーー!ここで手が使えれば!!でも熱い!!!」というときは、これを取り出します。
私はこれを使うので、フライ返しはほとんど使いません。目玉焼きをお皿に移動させるときくらいです。
5. スパチュラ スパチュラ 「フライ返し」という意味のspatulaですが、日本では「ヘラ」という意味で使うのが一般的のようです。
お菓子用調理道具として使われることが多いようですが、私は最初にこれを使ったのがマクドナルドで、缶に入っているケチャップを無駄にしないようにと使っていたのがこれでしたので、普通の料理で当たり前に使うようになりました。
大きいものと小さいものと2つ、もし用意できれば、肉厚の強く押しても曲がらないものも用意しておくと便利です。
6. 菜箸 6番目になって、やっと出て来ました。ふつうのお箸でも大丈夫ですが、長い理由は跳ねたものが手にくっつかないようにしてあるためです。
7. 娘のスプーン グニャグニャスプーン 「こんなものを何に使うんじゃ」と思うと思いますが、前述したスパチュラでは、どうしても入らない、もしくは、届かない、というものがあると思います。
瓶に入っているおろしにんにくとか、何かの理由で片栗粉を指で溶くことができないとか、そういうときにとても便利です。
スプーンの部分はゴムになっており、グニャグニャなので、どんなところにでも入っていきます。
だまされたと思って使って下さい。すげーーー重宝します。
8. (さらに)
娘の授乳用
調乳ポット
調乳ポット またしても「何に使うんじゃ?」と思うと思いますが、このポットの特長は、お湯を常に60度くらいに保っていることです。60度はかなりあちーのですが、きくらげ、乾燥わかめ、シイタケを戻すときには、最適の温度です。
9. 木べら 木べら 普通の木べらで結構です。シチューを混ぜるときはおたまですと、先が鋭利ですのでジャガイモなどが切れて崩れてしまいます。私はこれで底の焦げ付きなどをはがしています。

もちろん、シチューを最後まで注ぎ切るときは、スパチュラを使います。
10. ピーラー 私は「皮と実の間に栄養がいっぱい詰まってる」と母に教わったので、ほとんど皮を剥(む)くことはしないのですが、見た目によろしくない時、皮が食べるときに口に引っ掛かって味気なくなるときは、皮を剥きます。
皮は、剥かずに切ったままで煮たりすると、多くの場合で、反り上がってきて剥(は)がれますので、料理にはうまく使い分けて下さい。
11. ボウルとざる ボウルとざる セットになっているものが最適です。特にざるについては、出来るだけ目の細かいもの(キャベツの千切りが抜けないくらい)、内側の面がゴツゴツしていないものがいいです。
私はお米を洗うときはこれを使っています。
2セットあると、用途が広がります。

他にもちょこちょこ使いますが、これらが一番良く使うものです。

皆さんのご参考になれば、幸いです。

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やっと『ろ』まで来ましたので、今回は『は』を。今回はアフィリエイト付きの写真はありません。

ちなみに、今回の『は』より、先はやりません。あとは経験を積んで、自分の料理スタイルを探して下さい。私も気がついたことがあれば、随時「料理の基本」に書いていくようにします。

最初に、前回までの復習をしておきましょう。

『い』(基本中の基本の心構え) 料理は楽しくやること、そして、よく切れる包丁も大事であること
『ろ』(調理上での基本) 得意な食材と調味料を探すこと

までが前回です。

今回はちょっと踏み込んで「配膳する際の基本」をお話しします。

料理ができて、味見もOK!さー、お皿に、となる訳ですが、注意することは、
キツキツに盛らない
ことです。ご飯やお味噌汁のような定番は、それぞれ「お父さん用」とか決まっているのですが、主菜、副菜、副々菜はちょっと注意してみましょう。

私はお皿に盛る前にお皿を選んでおきます。ただ、そんなに一杯ある訳ではないので、迷うことは無いですが・・・。

皆さんもスパゲティ屋さんに行って思ったと思いますが、強烈に大きな皿の真ん中に、遠慮がちにパスタがモソッと盛ってあります。スープスパゲティの場合は、パスタが、海の中の島のように、真ん中に盛ってあって、テーブルに出てきます。

お皿が大きいと、豪勢に見たり、食欲をそそったりするだけではありません。
・配膳するときにこぼさない
・食べる用途として入っていないもの(例: 骨や香辛料)を除けておくことができる
・お箸でつまんだり、ナイフで切ったりするときに、切り損じたりした時にお皿の外に飛んでいかない
のような、実用的な理由もあります。

小さなお茶碗に山盛りに御飯が盛ってあって出てくると、「え~、これを食べろと言うの!?」という、かなりの圧迫感がありますが、同量を大きめのお皿に盛ってみて下さい。美味しそう、だけではなく、この量だったら食べられる、という食べる相手への安心感ともなります。
ここでちょっと雑談を。

日本人はお箸を基本とした料理が多いのですが、皆さん忘れがちのお箸を握っている際の禁忌事項をお教えしましょう。

刺し箸 食べ物にお箸を突き刺すこと。

里芋や、お豆など、つかみにくくても刺すのは厳禁です。醜いだけでなく、火の通り具合を確かめるみたいで調理人に対しても失礼です。
横からつかむように持つか、半分に割ってから口に運ぶようにしましょう。
寄せ箸 遠くにある器をお箸で引き寄せること。

器や、テーブルにも傷をつけてしまう可能性も。器には必ず手を添えてとりましょう。
渡し箸 食事中に手を休めるときや、食後など器の上に箸を渡して置くこと。

汚れた箸先が目立ってしまいます。箸置きがないときは、箸袋で箸置きを作ったり、小皿やおぜんの縁に乗せるようにしましょう。
探り箸 箸で食べ物をよりわけたり、器の中を箸でかき回して、自分の好きなものを探したりしないこと。
お椀の中を覗き込んでいる訳ですので、見た目にあまり良いものではありません。
涙箸 お箸から汁気をたらすこと。
吸い物の具を食べるときや、お刺身をおしょうゆにつけて食べるときなど気を付けて。
回し箸 お椀の中でお味噌汁などをお箸でかき回すのもマナー違反です。
突き立て箸 ご飯にお箸を突き立てるのは、仏様に出すものなので絶対にしてはいけません。
迷い箸 箸先を迷わせること。
たとえ、同じ器の中の具で迷っても同じなので気を付けて。
もぎ箸
(ねぶり箸とも)
箸先についたご飯粒を口でこそげたり、なめたりすること。
くっつきやすいものを取る前に、箸先をお吸い物やお味噌汁などにくぐらせておいたほうがよいでしょう。
食いつき箸 箸先を口にくわえること。

いかがですか?ついつい食事中にやってませんか?お子さんについても、「おうちの中はいいけど、本当はダメなんだよ」と徐々に教えていきましょう。

お箸は必ず箸置きに載せて配膳します。箸置きが左です。

西洋料理については、最初に使うものから外側に、右利きであると仮定して置きます。ナイフとフォークはナイフが右になります。

あとは美味しくいただいて下さい。マナー、マナー、と気にして食べると、味も半減です。
最後に、大事なことを一つ。
食べ終わった食器を洗うのもの料理のうち
です。食べ終わったら奥さまに任せてませんか?洗い終わって、台所を奇麗にして、やっと、料理は終わりです。

『いろは』を心得たら、さー、自分のスタイルで、自分で楽しい料理を楽しみましょう!!

Buon Appetito!!

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何かのテレビCMでこういうのを観たことがある。

娘:「お母さん、大好き!」
母:「どうして?」
娘:「だってお母さんのご飯、美味しいんだもん!」

何と現金な娘かと思ったものだったが、反面、料理というのは、人間の感情を十分コントロール出来るものとして重要な役割を担っていることも感じた。

恐らく今月の14日、レストランのシェフは、料理を食べに来たカップルについては気が気では無かったろうと思う。店には美味しい食事をご馳走して彼女を幸せな気分にさせたい、あわよくば…、と思っている男がワンサといたはずであるから。

出だしが変になってしまったが、「美味しい料理の基本」が何であるかを理解して欲しい。

繰り返すが、美味しい料理は人の心を動かす。

驚いたのは、有名食品メーカーのサイトでは、料理の基本に、心構えのことを一切書いていないことである。

「基本の調理道具」
「基本の切り方」
「基本の下ごしらえ」
それらを基本としている。いわゆる、型から入るスタイル。

確かにそれはそれで大切であろう。が、卸してある魚だけを買っていたらウロコ取りは不要だし、刺身をサクでなく、切ってある状態で買ってばかりいたら柳刃の包丁は要らない。重要なのはそこまで必要に駆られるほど料理を好きになるかどうかである。

器具やテクニックを基本と教えてしまった時点で料理は作業と化し、基本の教科書を外れた料理は想像(創造)出来なくなる。鰻は常に蒲焼きのうな丼、豚のレバーはニラがないと冷蔵庫に入れっぱなしになる。ペーストにしてパンに塗って食べる、という想像は出来ない。

レシピを見ないと料理は作れず、そこからの広がりは無い。

自分が作りたいように作って、そこから学んでいけば良い。良く「砂糖と塩を間違えた」というが、レシピを見ながら作っていれば間違えるであろう。どちらも白い調味料に変わりはない。レシピは見た目を語って味については語らないからである。

自分で見た目を気にせず作り、食べ、次はこうしようと、自分の舌を肥やしながら、楽しく作れば良い。

自分の料理を自分で美味しいと思えること、それが基本である。

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さて、放っておくと「い」から先に進まなさそうなので、本日は「ろ」を。

前回は「料理は楽しく!」という精神面の話をしましたが、今回は気持ちが楽しくなったと仮定して、今回は技術的なお話をします。

といっても、そんなに難しいことではありません。

「自分の得意な食材と調味料を見つけろ」

です。

【食材】
世の中には星の数ほどの食材があります。

その中から、何でもいいので、出来ればいつでもどこでも手に入るもの、一つだけ自分の得意な食材を作ります。

もしかしたら料理のキャリアを経ないと見つけられないかもしれませんが、あえて「苦手だ」と思っている食材を選んでもいいかもしれません。

私は「ニンジン」です。毎回の調理で必ず使いますし、何が混ざればどういう風に、味や形、食感が変わるか、心得ています。

味噌汁、炊き込みご飯、サラダ、魚の煮付け、漬物、果ては納豆にまで、ニンジンを登場させます。

【調味料】
これまた世の中には星の数ほどの調味料があります。

油も含めてしまってもいいでしょう。人によってはラードを餃子の実に混ぜて、ジュワッと出てくる肉汁の補てんをしたりもします。

私は食材にニンジンを選んだので、調味料でしたら「薄口醤油」だと思います。

ただ、どちらかというと、苦手意識が強かったので、克服するために使い続けていたら、いつの間にか得意になった調味料でもあります。

色目を出来るだけ変えずに、醤油の風味と塩味をつけたいとき、本当に便利です。但し、味噌汁の隠し味として使うときは、薄口ではなく「濃口」を使って下さい。

漬物、お澄まし、カレイの煮付け、うどんやおそばのおつゆ、主に日本食になりますが、これまた色々なところに使えます。洋食にはちょっと不向きですが、私はハンバーグのソースに使うこともあります。

ただ、とても塩分が多いので、使うとき、それと、この料理を出す相手が高血圧症のときは、注意して使って下さい。


さーて、料理のやる気と切れる包丁、そして得意な食材と調味料は用意出来ました。次は何を用意しましょうか・・・。

(まだ決めてない)


以下、参考

薄口醤油は、メーカーによって、当たり外れがかなりはっきり分かれます。天下の「キッコーマン」の薄口醤油は、私の中では、かなり美味しくない部類に入ります。

絶対買っていけないのは、いわゆる「安いもの」です。はっきり申し上げて、トップバリューの薄口醤油は、使えたものではありません。

私は醤油はヒガシマル派です。こういう芳香な薄口醤油がありますので、是非とも試してみて下さい。


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1968/04/19
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会社員&シェフ
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料理以外に何!!<(`^´)>
自己紹介:
『医食同源』、料理は心。そして手際の良さと厳選された素材。でも!!私は『心がこもれば何でも美味しい』と思ってます。(*^_^*)
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