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娘が7歳の時から始めたこのブログ、もう小学校4年生になりました。休日の食事の用意は私の担当。楽しく、美味しく、作る料理、娘が食べやすく、さらに、栄養バランスの良い料理・・・、う~ん (ーー;) 凝りだすときりが無い・・・。

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毎日料理していると、「あ、こういう事も書き留めておけば」ということが次々と現れるが、新しい事に押されて、一つ前のことを忘れてしまう。

最近、一番気になるのは、やはり娘の異様な食欲、それと、無いと思っていた好き嫌いである。なぜかカレー嫌いである(のではないか)事は最近になって判明したし、反面、コショウや生姜が入っているお汁を何の抵抗もなく口にする。食べたくないものは、口も開かないし、顔をそむけて見なかった降りをしてしまう。先日のカレーがそうだった。逆に、好きなものは、私たちの、口に運ぶテンポが狂っただけでテーブルを叩いてせがむ。

かなり極端。

親からしてみれば、喜んで食べてくれるものをたくさんあげたい。その気持ちはやまやまだが、そればかりだと、好き嫌いが今以上に激しくなってしまう。

最近娘は、甘いもの、いわゆる「スイーツ」に目覚めたかも知れない。

妻はスイーツには目が無く、和菓子も好んで食べる。嫌いと言わないものは無い。「固い」「インパクトに欠ける」と言いながらも食べてしまう。娘には「プチダノン」とか、そういう幼児用ものしかあげていなかった訳だが、いつの間にか妻が自分(娘)に隠れて食べているものには何か秘密がある、と感付いたらしい。

最初の一口がどうやって娘の口に行ったのかは、記憶に定かでない。

ただ妻も賢く、娘が食事をきちんと終えた後でない限りは、必殺技は出さない。娘は極端に大食漢なので、お腹一杯になるにはかなりの量を食べている。

「もう食べないだろう」という妻なりの読みがあってこそ必殺技が登場するのだが、コブラツイスト×延髄切り並の食事を食らっても、娘はギブアップしない。妻のマンジ固めをツルリとかわし、妻が口にくわえているシュークリームや饅頭をもぎ取って自分の口に運ぶ。しかも一口で。

かなり笑える。

見ていてとても滑稽な様子ではあるが、よくよく考えると末恐ろしい。家族ならまだしも、他の人のものまで手を出してしまうような、無礼でしみったれに大きくなってしまわないであろうか。

恐らく親がやったのを見て、真似しているのかも知れない、という不安もありつつ、次はどういう返し技が登場するのかも楽しみだったりしている。

それにしても、娘の腹はデカい。

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今日は寒い!こうしてPCに向かってキーボードを打っていると、指先がチリチリとかじかんでくる。

昨晩はカレールウが余りに余っていたので、

「娘も一緒に、カレーにしよう」

と思いつき、妻にカレー用の肉を買ってきてもらうようにお願いしていた。

よくよく考えたら残っているのは大人用の中辛味のカレールウだけ。娘には食べられるものではないので、子供用の、バーモントカレー以外の、ルウが無いものか、近所のスーパーで探してみた。

あった、あった、ありましたよ。私はその存在をすっかり忘れていた。

昔「ドラゴンクエスト」が流行った時、「自分の名前をどうつけるか?」の話題で、「カレーの」と入れておくと「カレーの王子様」と勝手に呼ばれてしまう、ということを思い出した。

これと一緒に、骨付きの手羽元を4本買って、自宅に帰った。

妻は、カレー用の肉に「唐揚げ用鶏肉」を買ってきていた。骨がついていないので、出汁が取れるかどうかちょっと不安だったが、えーい、こうなったら出汁は別の鍋で取って、取り分けてしまえ!と私が買ってきたものと妻の買ってきたものを一緒の鍋に入れて煮込んだ。

他の材料は、娘も私たちも変わらない。ジャガイモ、人参、たまねぎ、マッシュルームは高価なのでマイタケ。

もちろん娘用には、それぞれ細かく切る。

肉がいい感じに柔らかくなってきたところで、肉を取り出し、骨と軟骨、肉をそれぞれ剥がし、肉と軟骨は細かく切って、別に用意した鍋に入れる。

細かく切った他の材料も同じ鍋に入れて、取った出汁を入れて、グツグツと煮る。

ジャガイモが柔らかくなってきた時点で、「カレーの王子さま」を入れる。

このルウ、とても良く出来ており、全部で4つの袋に分かれて入っている。作る量に応じて使い分けることが出来る。

私は多めに作ったので、全部の袋を開けたが、溶けるのも早いので、さらに驚く。

下からポコポコと上がってきた時点で火を止めてお皿へ。

味見をしてみたが、なかなかいいお味。大人でも十分に食べることが出来そう。

バーモントカレーとの大きな違いは、アレルゲンへの配慮。「卵・乳・小麦・そば・落花生に加え、大豆・米を使用しない」ものである。
>> 詳しくはこちら


ここから妻との戦いが始まる。

大人と違い、子どもは、ある程度の条件が揃わないと、どんなに美味しくてもご飯を食べない。

・食べる気があるか(空腹かどうかとは別)
・楽しい気分か
・食べるような雰囲気にあるか
・泣きじゃくっていないか

などなど、ゆっくり座って、「いただきます」と言えるような気分でないと、椅子にさえも座らない。

昨日は恐らく何かが欠けていたのであろう。椅子には座ったが、なかなか食べてくれない。

私であれば、そのまま口に運んでもらうのを待つところだが、妻が、

「口に合わないようで、食べない」

と一言。

不味い、っちゅーことか!!??

と言わずに、本当に食べないのかどうか、私が娘の口に運んでみた。

「食べるじゃねーか!!」

侮辱され、私の怒りは頂点に達し、その時点で、残った娘のカレーを捨てた。

美味しければ食べる、目の前にあれば食べる、空腹だから食べる、という条件は、子どもには通用しないことを解ってもらいたいものだと思う。

私は暫く娘の食事は作らない。妻の方が「口に合う」食事を作るであろうから。
今日は寒い。

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書店に行ってレシピを読んだり、買ったりすることもある。

多くは特定の症状、コレステロールや貧血といったものを改善するようなレシピや、食材一つ一つのことを旬の時期とか栄養価とかを詳細に渡って書いてあるもの、そういうものを読んで、その食材のこと知ったり、組み合わせを「立ち読み」している。ほとんど買わず、帰ってからサイトでもう一度検索して印刷する。

ケチである。

そういうレシピ関係の本の中に必ずあるのが「簡単に出来る」というタイトルのもの。

簡単に出来ることを否定はしない。時間が無くやむを得ず、はいつでもあり得る。私も夜食にカップラーメンを食べる。

ただし、そればかりに頼るのも良くない。やむを得ないケースは別として、あくまでも「今後のステップの一つ」もしくは「技の一つ」で考えたい。

というのは、簡単に作るためには自分以外の誰(何)かに自分がやらない分を頼っていることなるからである。

冷凍食品は高価である。自分がやるべき手間を人にお願いしている訳だから、その手間賃を払うのは当然である。良く考えると光熱費や材料を足した金額よりも高いかも知れない。

別に冷凍食品はいいので、「簡単に出来る」レシピに話を戻す。

調理の中で電子レンジが頻発する。中には「電子レンジだけで作る」というレシピ集もあったりする。

ラップの掛け方、置き方、まー、事細かに解説している。

これまた、私は電子レンジを否定しない。食材の解凍にはとても便利だし、娘のご飯は冷凍してあるので、それを温めるときなど、私用には焼酎を温める時も、活躍する場は多い。一日一回はスイッチを入れると思う。

ただし、調理そのものには使わない。以前書いた親子丼も実はレシピには、蒸し鶏はレンジでやれ、と書いてあった。

「それは『蒸し鶏』じゃなくて『レンジ鶏』だろう」

というのが私の見解。

それと一番気にしていることがある。足がつきやすい(傷みやすい)のだ。たけのこはただでさえ足がつきやすいが、レンジで下ごしらえした時点で、常温で一日と保たなくなる。

電子レンジは特殊な光線を食品に当てて原子レベルで激しく振動させることによって熱を発生させる。

火が通っている、というより、私には食材がひ爆したような感じに思えてしまう。

メーカーに言わせたらそんなことはないと言うと思うが、私はどうも頻繁に頼る気が起きない。もしかしたら「缶ビールは瓶に比べて美味しくない」と言っているのに、似ているかも知れない。

ただ手間を掛けて調理したいと思う。材料を切るのも出来るだけ包丁で、蒸し鶏は蒸し器で作りたい。

手間がかかるほど愛情を感じるものである。それは料理だけの話では無い。

そして自分でも美味しいと満足出来る料理が出来上がるのだと私は、勝手に、そう思っている。







得意料理 白菜の一瞬漬け

私の得意料理の一つ、「一瞬漬け」。



これは白菜を使ったもの。他にも、キャベツ、大根、きゅうりなどでも出来る。

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私の苦手な食材、それは、

鶏のむね肉

である。

もも肉は、しっとりとした感じで大好き、唐揚げはもちろん、ステーキにしたり、野菜炒めにしたり、餃子に入れてみたり、色々と使うが、むね肉はどうも苦手。

パサパサした感じで、思いつく料理が棒棒鶏以外に無いし。私の御用達のお店、水郷のとりやさん、以前も紹介したが、そこを覗くたびに、むね肉のところはいつも避けるように見ない。

と思っていたところ、妻が安さにつられて(100g48円)、巨大な物を2枚も買ってきた!!(゜Д゜))マヂ!!!

どうしようかと悩み、色々なレシピを読んでみた。CookPadを読みながら、人によっては上手に使っているもんだと感心する。色々と変わったレシピもあるようだ。

あ、そういえば、私のBlogPet、SnowWhiteが「今日はたまごの日」と言っていたので、「むね肉一気に使ってしまえ」作戦で

・親子丼
・棒棒鶏

をやってみることにした。おつゆは

・八つ頭のお澄まし

で行く。

<<以下、口調は敬体>>

【材料】
※二人分で書いてありますが、分量は人数や好みで変えて下さい。書いてある分量はあくまでも目安です。

鶏のむね肉 一枚
玉ねぎ 半個(長ネギでも可 一本)
春菊 (あれば) 二茎
みつば (あれば) 適宜
生たまご 二個
ご飯

サラダに使える冷蔵庫に残っている野菜 適宜

八つ頭 大きいと思うので、適当な大きさに切って。 適宜
かまぼこ お澄ましに入れます。適当な薄さ、大きさに切って。 適宜

【調味料】

料理酒
みりん
濃口醤油
薄口醤油

ごま
ごま油
お酢

だし汁

【下ごしらえ】
1. むね肉
ぶ厚い部分は、横から包丁を入れて、適当な厚さに切ります。そのあと、口の大きさに適当な幅に切ります。

※ 親子丼用と棒棒鶏用のむね肉を用意する訳ですが、大きさをここで決めずにおきます。蒸した後で手で裂きます。※

2. 玉ねぎ
棒棒鶏にも使おうと思っているので、厚めに切った親子丼用と薄く切った棒棒鶏用と切り分けます。棒棒鶏用の玉ねぎは冷水にさらしておきます。

2.-1 長ネギの場合
親子丼用には、斜めに、お澄まし用には薄い輪切りにしておきます。

3. たまご
ボウルなどに割り入れ、溶いておきます。

4. みつば
あくまでもアクセントですので、適当な大きさに切って水にさらしておきます。

5. 春菊
火を入れますが、茎の部分は小さめに、葉の部分はざっくりと切って下さい。

6. 八つ頭
泥を洗って、使う分だけ切り分けます。残った部分はラップでピッチリ包んで冷蔵庫に入れて下さい。使う部分は皮を剥いて、適当な大きさに切って(面倒臭くなかったら面取りして)下さい。

7. かまぼこ
適当な厚さ、大きさに切っておきます。

8. 棒棒鶏用の野菜
出来るだけ千切りを基本にして切って下さい。キャベツは冷水にさらしておくと、シャキッとした食感で美味しくなります。

【作ります】

※全部いっぺんに時系列を追って書きます※

1. 八つ頭を茹でます。
お鍋にヒタヒタの水とお塩を少し、それと八つ頭を入れて、水から茹でて下さい。竹串などが、スーッと入るくらいの堅さに茹でて下さい。茹で上がったら、ざるにあげておきます。

2. 鶏のむね肉を蒸します。
むね肉には塩を振っておきます。お皿などに料理酒を敷いてその上にむね肉を置き、全体的に白っぽくなるまで蒸して下さい。
ここで親子丼の分のむね肉を取り出します。
残りは完全に火が通るまで蒸しきり、お皿から取り出します。お皿に残ったおつゆは、もったいないので取っておきます。後で親子丼に使います。

3. だし汁を作っておきます。

少し親子丼用を別にしておきます。
残りはお澄ましになりますので、薄口醤油とお塩で味付けを。絶対濃口醤油は使わないように。真っ黒けっけのお澄ましになってしまいます。

4. むね肉を手で裂きます。
2.で蒸したむね肉を、親子丼用、棒棒鶏用に裂きます。大きさは任せます。

5. 棒棒鶏用のドレッシングを作ります。
濃口醤油と塩、砂糖を混ぜゴマ油で味を整えます。味付けが決まったら、白ゴマを振っておきます。

6. 親子丼を作ります。

6.-1 小さ目の鍋にだし汁、むね肉を蒸した際のおつゆ、みりん、薄口醤油を入れ、沸騰させます。甘みを強くしたい場合は砂糖を入れて構いません。ただ、基本は薄口醤油で調整して下さい。

6.-2 弱火にして、玉ねぎと春菊を入れます。玉ねぎは味がしみて色が変わるくらい、春菊はしんなりするくらいに煮ます。

6.-3 そのタイミングで裂いておいたむね肉を入れて更に煮ます。

6.-4 むね肉の色も変わってきた頃くらいで、溶いておいたたまごをもう一回溶きなおして、鍋全体に「ツーーーッ」とゆっくり廻すように流し込みます。

6.-5 たまごがプルプルとして来た頃に火を止めます。たまごの硬さはご自由に加減して下さい。

6.-6 丼に注いでおいたご飯の上に鍋底からすくうように盛ります。

6.-7 三つ葉を載せて完成。


7. お澄ましを用意します。
お椀に八つ頭とかまぼこを入れて、おつゆを注ぎ、葱を振ります。葱の代わりに三つ葉でもいいと思います。

8. 棒棒鶏を用意します。
切った野菜を水を切って皿に盛り、4.で裂いておいたむね肉を、フンワカと盛ります。用意しておいたドレッシングをかけて完成。

【ワンポイント】

・この流れのツボはむね肉を蒸すあたりです。私は蒸し器を持っていないので、写真のような、金属性の万能蒸し器を使っていますが、蓋をキッチリ、布巾などで隙間を塞いで蒸気が漏れないようにして下さい。
たまに蓋を空けてむね肉の様子を見るのは全く構いません。


・むね肉は一度蒸してあるので、親子丼で味をしみこませるときは注意して下さい。「場立ち」(火をつけたままその場を離れること)は厳禁です。

・たまごはフォークで溶くと手早く、フンワリ溶けます。

・八つ頭の代わりに里芋、山芋を輪切りにしたものでもイケます。

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今会社帰りの電車の中で、これを書いています。

夕飯の担当は私なので帰りの電車の中で夕飯のレシピを考えることが多いです。

休みの前の日は朝の娘の朝食をいかに私たちのメニューに合わせるかを前の晩から考えることもあります。

先日は考えながら寝たので、夢に見ました。
休みは一日中料理していても飽きません。

さて、どうやって考えるか、ですが、何か軸になるものが先に必ずあるはずです。恐らく、

「材料は何か」



「食べたい料理は何か」

のどちらかだと思います。

私の場合は前者が圧倒的に多いです。というのも、前の晩に冷凍庫から翌日の主菜を取り出して解凍してあるからです。

後者のケースは大体妻からリクエストがあった場合ですが、ほとんどありません。

私が料理のことを真剣に考えるようになったのは、そのせいも大きいと思います。毎日「これを使って料理をしなさい」と言われているようなものですので、いかに栄養価が高く、美味しい、夕飯のイメージを広げないといけません。主菜だけでなく、お汁、主食、副菜、時には、副副菜までイメージが広がることもあります。

私も良くあるのですが、「余っているので、早く使い切りたい」という角度から、その食材を選ぶこともあると思います。(この場合はレシピ考案がかなり苦痛です)

そして段取りを考えます。ご飯は既に妻がセットしてくれていることが多いのですが、「何から先に始めるか?」から、手順を時系列にシュミレーションして「いかにできたてに近い状態でテーブルに出せるか」を考えます。

ただ、多くの場合で、それ通りに行きません。あると思っていた材料が無くなっていたり、解凍したつもりでいたのに実は思い込みで、全然違う主菜だった、とか。

その時は一からリセットです。(T_T)

さて、本日ですが、私の苦手な主菜、鶏のむね肉、それと昨日八つ頭が手に入ったので、それらで親子丼とお澄ましにしようと思っています。

たまごが無かったら、どうしよう…。

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ウッチー
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56
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男性
誕生日:
1968/04/19
職業:
会社員&シェフ
趣味:
料理以外に何!!<(`^´)>
自己紹介:
『医食同源』、料理は心。そして手際の良さと厳選された素材。でも!!私は『心がこもれば何でも美味しい』と思ってます。(*^_^*)
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