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娘が7歳の時から始めたこのブログ、もう小学校4年生になりました。休日の食事の用意は私の担当。楽しく、美味しく、作る料理、娘が食べやすく、さらに、栄養バランスの良い料理・・・、う~ん (ーー;) 凝りだすときりが無い・・・。

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私の苦手な食材、それは、

鶏のむね肉

である。

もも肉は、しっとりとした感じで大好き、唐揚げはもちろん、ステーキにしたり、野菜炒めにしたり、餃子に入れてみたり、色々と使うが、むね肉はどうも苦手。

パサパサした感じで、思いつく料理が棒棒鶏以外に無いし。私の御用達のお店、水郷のとりやさん、以前も紹介したが、そこを覗くたびに、むね肉のところはいつも避けるように見ない。

と思っていたところ、妻が安さにつられて(100g48円)、巨大な物を2枚も買ってきた!!(゜Д゜))マヂ!!!

どうしようかと悩み、色々なレシピを読んでみた。CookPadを読みながら、人によっては上手に使っているもんだと感心する。色々と変わったレシピもあるようだ。

あ、そういえば、私のBlogPet、SnowWhiteが「今日はたまごの日」と言っていたので、「むね肉一気に使ってしまえ」作戦で

・親子丼
・棒棒鶏

をやってみることにした。おつゆは

・八つ頭のお澄まし

で行く。

<<以下、口調は敬体>>

【材料】
※二人分で書いてありますが、分量は人数や好みで変えて下さい。書いてある分量はあくまでも目安です。

鶏のむね肉 一枚
玉ねぎ 半個(長ネギでも可 一本)
春菊 (あれば) 二茎
みつば (あれば) 適宜
生たまご 二個
ご飯

サラダに使える冷蔵庫に残っている野菜 適宜

八つ頭 大きいと思うので、適当な大きさに切って。 適宜
かまぼこ お澄ましに入れます。適当な薄さ、大きさに切って。 適宜

【調味料】

料理酒
みりん
濃口醤油
薄口醤油

ごま
ごま油
お酢

だし汁

【下ごしらえ】
1. むね肉
ぶ厚い部分は、横から包丁を入れて、適当な厚さに切ります。そのあと、口の大きさに適当な幅に切ります。

※ 親子丼用と棒棒鶏用のむね肉を用意する訳ですが、大きさをここで決めずにおきます。蒸した後で手で裂きます。※

2. 玉ねぎ
棒棒鶏にも使おうと思っているので、厚めに切った親子丼用と薄く切った棒棒鶏用と切り分けます。棒棒鶏用の玉ねぎは冷水にさらしておきます。

2.-1 長ネギの場合
親子丼用には、斜めに、お澄まし用には薄い輪切りにしておきます。

3. たまご
ボウルなどに割り入れ、溶いておきます。

4. みつば
あくまでもアクセントですので、適当な大きさに切って水にさらしておきます。

5. 春菊
火を入れますが、茎の部分は小さめに、葉の部分はざっくりと切って下さい。

6. 八つ頭
泥を洗って、使う分だけ切り分けます。残った部分はラップでピッチリ包んで冷蔵庫に入れて下さい。使う部分は皮を剥いて、適当な大きさに切って(面倒臭くなかったら面取りして)下さい。

7. かまぼこ
適当な厚さ、大きさに切っておきます。

8. 棒棒鶏用の野菜
出来るだけ千切りを基本にして切って下さい。キャベツは冷水にさらしておくと、シャキッとした食感で美味しくなります。

【作ります】

※全部いっぺんに時系列を追って書きます※

1. 八つ頭を茹でます。
お鍋にヒタヒタの水とお塩を少し、それと八つ頭を入れて、水から茹でて下さい。竹串などが、スーッと入るくらいの堅さに茹でて下さい。茹で上がったら、ざるにあげておきます。

2. 鶏のむね肉を蒸します。
むね肉には塩を振っておきます。お皿などに料理酒を敷いてその上にむね肉を置き、全体的に白っぽくなるまで蒸して下さい。
ここで親子丼の分のむね肉を取り出します。
残りは完全に火が通るまで蒸しきり、お皿から取り出します。お皿に残ったおつゆは、もったいないので取っておきます。後で親子丼に使います。

3. だし汁を作っておきます。

少し親子丼用を別にしておきます。
残りはお澄ましになりますので、薄口醤油とお塩で味付けを。絶対濃口醤油は使わないように。真っ黒けっけのお澄ましになってしまいます。

4. むね肉を手で裂きます。
2.で蒸したむね肉を、親子丼用、棒棒鶏用に裂きます。大きさは任せます。

5. 棒棒鶏用のドレッシングを作ります。
濃口醤油と塩、砂糖を混ぜゴマ油で味を整えます。味付けが決まったら、白ゴマを振っておきます。

6. 親子丼を作ります。

6.-1 小さ目の鍋にだし汁、むね肉を蒸した際のおつゆ、みりん、薄口醤油を入れ、沸騰させます。甘みを強くしたい場合は砂糖を入れて構いません。ただ、基本は薄口醤油で調整して下さい。

6.-2 弱火にして、玉ねぎと春菊を入れます。玉ねぎは味がしみて色が変わるくらい、春菊はしんなりするくらいに煮ます。

6.-3 そのタイミングで裂いておいたむね肉を入れて更に煮ます。

6.-4 むね肉の色も変わってきた頃くらいで、溶いておいたたまごをもう一回溶きなおして、鍋全体に「ツーーーッ」とゆっくり廻すように流し込みます。

6.-5 たまごがプルプルとして来た頃に火を止めます。たまごの硬さはご自由に加減して下さい。

6.-6 丼に注いでおいたご飯の上に鍋底からすくうように盛ります。

6.-7 三つ葉を載せて完成。


7. お澄ましを用意します。
お椀に八つ頭とかまぼこを入れて、おつゆを注ぎ、葱を振ります。葱の代わりに三つ葉でもいいと思います。

8. 棒棒鶏を用意します。
切った野菜を水を切って皿に盛り、4.で裂いておいたむね肉を、フンワカと盛ります。用意しておいたドレッシングをかけて完成。

【ワンポイント】

・この流れのツボはむね肉を蒸すあたりです。私は蒸し器を持っていないので、写真のような、金属性の万能蒸し器を使っていますが、蓋をキッチリ、布巾などで隙間を塞いで蒸気が漏れないようにして下さい。
たまに蓋を空けてむね肉の様子を見るのは全く構いません。


・むね肉は一度蒸してあるので、親子丼で味をしみこませるときは注意して下さい。「場立ち」(火をつけたままその場を離れること)は厳禁です。

・たまごはフォークで溶くと手早く、フンワリ溶けます。

・八つ頭の代わりに里芋、山芋を輪切りにしたものでもイケます。

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1968/04/19
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会社員&シェフ
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料理以外に何!!<(`^´)>
自己紹介:
『医食同源』、料理は心。そして手際の良さと厳選された素材。でも!!私は『心がこもれば何でも美味しい』と思ってます。(*^_^*)
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