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娘が7歳の時から始めたこのブログ、もう小学校4年生になりました。休日の食事の用意は私の担当。楽しく、美味しく、作る料理、娘が食べやすく、さらに、栄養バランスの良い料理・・・、う~ん (ーー;) 凝りだすときりが無い・・・。

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失敗しました。

娘は腹の調子が良くなく、妻も娘の菌をもらってしまったようなので、今日はお粥にしようとやってみました。

たらの切り身と菜の花を買ってきて、お粥にしようとやってみたのですが、材料、手順、味付けは問題なし。但し、それぞれの食材の特長を何にも考えずに料理したので、玉砕、作戦大失敗となってしまいました。

食べられないことは無いです。味付けもしっかりしているし、それなりに風味もあるのですが、

・お粥に芯がある!
・菜の花がゲンナリしたようなくすんだ緑色になってしまった!
・たらの皮(=黒)がチリジリに砕け散り、真っ黒おかゆになってしまった!

という、お粥なのか、雑炊なのか、どっちか良く解らない、それともおじやなのか!?中途半端な料理となってしまいました。

作った私も「不味い」と思いました。無理やり口に突っ込まれていた娘には、申し訳ないことをしました。

そこで、どこをどうしたらそういう結果になってしまったのか、そこをどう変えたら美味しく出来たはずなのか、を比較しながらレシピをご紹介します。

【 材 料 】(これは共通です)
・タラの切り身(塩が降ってないものは下味で塩を振っておきます。) 2切
・菜の花 半束
・お米 1.5~2号
・だし汁 500mlくらい
・料理酒 カップ半分くらい
・薄口醤油 大さじ2つくらい

 
失敗作
こうすれば成功したはず!
1. お米を研ぎます。よく水を切って置いておきます。 お米を研ぎます。よく水を切って置いておきます。
2. 菜の花の硬い部分を切り取って、柔らかい部分だけを残しておきます。 菜の花の硬い部分を切り取って、柔らかい部分だけを残しておきます。
3. <<ここから失敗!>>
お粥をセットします。
洗っておいた米をお釜に入れ、だし汁、薄口醤油、料理酒を入れます。
(私は五分粥にしました)
その上に、タラの切り身、菜の花を散らして、ふたをして炊きます。
(私のうちの炊飯器は「おかゆ」モードがあるので、それに頼りました。)
塩を一つまみ入れた水を沸騰させます。
菜の花を、ちょっとしんなりするくらいまで茹でます。
硬さの加減が解らないときは、茎を歯で噛んでみます。
ちょっと引っかかる感じがちょうどいいです。
(お湯から揚げるとなぜかもっと柔らかくなります。そのお湯は捨てません)
適当な大きさに切っておきます。
4. <<ひたすら炊きあがるのを待つ私>> 3.で茹でたお湯を使って、だし汁を作ります。
私は面倒なので、「だしの素」を使っています。
薄口醤油と料理酒を入れて、一回沸騰させ、アルコールくささを飛ばします。
タラをそれに入れて、ほぐれる感じになるまで茹でます。
茹でたら、指などでほぐしておきます。(皮はその時点で食べて下さい。)
5. <<ひたすら炊き上がるのを待つ私>> お粥の準備をします。
お米と分量の水を入れて炊いて下さい。
※ 炊飯器で炊いても問題ないですが、できれば土鍋の方が美味しいです。
土鍋でのお粥の炊き方は後述します。
6. <<ひたすら炊き上がるのを待つ私>> <<お粥が炊けるまで待ちます。>>
7. <<ひたすら炊き上がるのを待つ私>> 炊き上がったら、さっと塩を一振りして、菜の花とたらを混ぜます。
混ぜたらしばらく蒸らします。
8. 出来上がり! 出来上がり!
9. お皿によそって、・・・!?なんじゃこりゃ!!\(◎o◎)/! お皿によそいます。いただきます (*^。^*)v

料理は手間をかけることで、かけた分だけ美味しくなります。私がそれを怠ってしまったがために、今回のような大失敗を犯してしまったのでしょう。

結局、お粥は、そのうち、怪しげな「おじや」のような見た目になり、3日間放置された後、作った人間(私)に食べられました。


【土鍋でのお粥の炊き方】

結構簡単です。

コツは2つだけ。

1. 水加減
よく「○分粥」と言いますが、白米に対して、どれだけの水を入れたかで、「○分」かが決まります。
一般的にお粥として出されるものは大体7分粥。1合の白米に対して、7合の水を入れて炊きます。

2. 火加減
最初は目にしみるくらいに強烈な強火。蓋をしません。沸騰してきたら、「ついてる?」と思うくらいに火をグィン!と弱めて蓋をします。

これだけ押さえれば、土鍋だけでなく、普通の鍋でも、簡単にお粥が出来ます。

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私はネットショッピングで結構いろいろ買い漁ります。

AmazonがまだBarnes&Nobleと闘っていた頃、その時はCDとか本とか一般的なものばっかりでしたが、最近はネットで売っているものも多岐に及んでいるので、靴までネットで買うようになりました。

私のお気に入りのDr.Marten'sの靴は近所の靴屋では買えないからです。

靴はサイズの感覚がメーカーによってバラバラなので、一回目はとても躊躇しました。

でも大体のショップが交換対応してくれるので、あまり心配してません。

私が唯一ネットで買わないものがあります。

調理器具

です。

一回包丁を買って大失敗した記憶がトラウマになっているのかも知れませんが、以前の記事でざるとボウルがセットになっているものを紹介して、少し後悔しています。

ざるは
・大きさ
・表面(内側の面)のデコボコ具合
・目の細かさ
この3つが大事です。

100円ショップで安かったから、と買ってみたところ、使い勝手が最悪、ということもあり得ます。

かく言う私も、何回も失敗してたくさん捨て捲くって、今の先鋭部隊が生き残ったのですが、もちろんネットで買ってものは失敗したものの方が、多いような気がします。

見た目よりも小さかったり、重かったり、握り具合が良くなくてすぐに手から離れてしまうなど、結構いろいろなトラブルには遭遇しました。

電子レンジとか、冷蔵庫とかの、家電ものはまだネットで買えますが、鍋、お玉、前述のざる、そういったものは、実際に見て、触って、重さを感じて、それで初めて買うかどうかを決めます。

調理器具を買うときは、あまり衝動買いは無いと思います。

「こういうのがあったら便利だな」と思って、初めて買いに行くと思うので、「何に使いたい」という目的がはっきりしています。

ですので、十分に吟味して、自分で触って、持って、握って、初めて買うように心がけたいです。

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アクセス解析ツールによると「インスタントラーメン」という言葉で検索して、このブログにたどり着いた方が多いようで、正直驚いてます。

このブログでは基本的に手作り料理のレシピを紹介していますが、栄養価と味に差し障りが無いようでしたら、出来合いの調味料や食材に頼るのは全く構わないと、私は思います。

こういうBlogを書いている私も、調味料については特に、出来合いのものに頼ることが多いです。

カレーやシチューは、特にメニューにこだわらなければ当然、だしの素から麻婆豆腐のタレ、餃子は冷凍食品の方が失敗しないし、美味しいとも思います。

「インスタントラーメン」と検索される位ですので、時間に押されて料理を作っておられる方が大半であると思います。

これら出来合いのものを使うことで時間を大幅に短縮出来るのでしたら、それはそれで素晴らしい事だと思います。

今回はインスタントラーメンではありませんが、私が品川で住み込みの新聞配達をしていた、超ビンボー生活時代の「低価格」「短時間」のレシピ、『スパゲティカルボナーラ』をご紹介します。

実はこのレシピ、リクルートのFromAに連載されていた「100円レシピ」にあったものです。パスタと粉チーズ、たまごを買ってきたら、100円ではすまないのですが、「100円くらいの低価格で出来る」レシピ、と思って下さい。一回買い置きしておけば、(飽きなければ)しばらくお金を出さずに生活できます。

(当時の私は、そういうお金を払うのも、かなり気合を入れて「えいやっ!!」と払ってたなー。)

※ 注意 ※
ご家族に食べてもらう料理としては、全くお薦めしません。あくまで「自分用」レシピで考えて下さい。

【材料】
・スパゲティ
・粉チーズ 好みの分量で
・生タマゴ ひとつ
・塩コショウ 適宜

【下ごしらえ】
無いのですが、あえて言うなら、
1. ボウルに生たまごを割り入れ、粉チーズ、塩コショウを振って、泡立たない程度に良く混ぜておきます。

これを「ソース」と呼びます。

※ このボウルには、スパゲティが入ってきますので、濃い目に味つけるのがポイントです。※

【調理する!】
2. スパゲティをゆでます。
3. ゆで上がったら、ざるにあげて水気を切ります。
※ よく切って下さい。水気が多いと味が薄まります。
4. 熱いうちにすぐ、ボウルの中に入れます。
5. ゆっくり、ざっくり、ソースが絡むように混ぜます。
※ たまごがスパゲティの熱で適当に固まって絡んできます。※
4.一通り混ぜたら、お皿に移して、出来上がりです。

※ 洗い物が増えるのが嫌だったので、私はボウルのまま食べてました。

(T o T;) (← 当時の私に同情して泣いている私)

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人間ドックに行ってきました。

歳を取ったので、すぐに終わってしまう「健康診断」のレベルではもうありません。バリウムも飲むし、採血も試験管に5本ぐらいされます。

生活習慣病の話も、その際に必ず言われますし、歳を取ると、健康であることを維持するのはなかなか難しいものだと、いつも思います。

毎年一回、こういう風に、反省のチャンスがありますが、すぐに忘れてしまいます。

ただ網膜剥離が見つかった昨年と違い、今年は胆のうのポリープも昨年よりも小さくなっており、特に指摘される点はありませんでした。コレステロールも「善玉」が多い、とのことでした。



ひとつ前に、『メタボリックシンドローム』のことを書きましたが、今回(今年なんでしょうか?)から、一つ、検査する場所が増えました。

ウェスト周り


です。

その病院の身長計は、すごく良くできたもので、私が乗ると、身長、体重、体脂肪、BMI値を全部いっぺんに測ってくれるます。下を見ると、メーカーは「TANITA」と書いてありました。

そのBMI値と体脂肪率、加えて、ウェスト周りの長さが解ると、メタボリックシンドロームかどうかが判断できるようです。

もしそうだと診断されたら、その場で労災保険です。

残念ながら、私は手も届かないくらいに、対象外だったのですが、皆さんのご自身の健康のためにも、食事と毎日のリズムには気を付けて下さい。

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2007年03月03日土曜日、今日は娘の2回目のひな祭りです。

昨年は0歳児で、ミルクしか飲んでいませんでしたが、いつの間にか成長し、大人と同じものを食べることができるようになりました。

今日は私も腕を振って、気合いを入れて作ってみました。

【ご飯: ハマグリと菜の花の炊き込みご飯】

<<材料 2.5人分>>
1. はまぐり むき身でも貝のままでも、どっちでも結構です。 10~15個
2. 菜の花 1把
3. ニンジン 輪切りで数枚(色目です)
3. だし汁 500mlくらい
4. 薄口醤油 小さじ2
5. 料理酒 大さじ2
6. 白米 3合くらい

<<下ごしらえ>>
1. はまぐり
① 生で買ってきた場合は、濃いめの食塩水に入れて、砂を吐かせておきます。
② 熱湯で茹でて、口が開いたものから取り出します。
③ 身を貝から取っておきます。

2. 菜の花
① もったいないですが、頭の花の部分とそれについている茎と葉の柔らかい部分だけを使います。それ以外は切り落とします。
② 軽く塩を振った熱湯でさっと茹でます。炊き込みませんが、茹で過ぎると栄養分が溶けてしまうので、手早く。
③ 水気を切って、ざっくりと細かく切っておきます。

3. にんじん
① あくまでも色目です。ハマグリと一緒に炊きます。短い短冊切りが見た目にきれいでしょう。

4. 白米
洗って水を切っておきます。
5. だし汁
ご飯を炊くのに使いますので、冷ましておきます。熱いままですと、炊きあがりは早いですが、お米の芯が残ったままになってしまいます。

また、はまぐりを生で買ってきた場合、それを茹でた残り汁を使ったほうがいい味が出ます。よく灰汁取りして下さい。
<<調理する!>>
1. お釜に洗ったお米、だし汁、料理酒、薄口醤油を入れて、軽く混ぜます。味見をして、薄過ぎるようでしたらしないようでしたら薄口醤油で調節して下さい。

★ 薄口醤油は塩味強いので、ドバッと入れないように注意して下さい。★
2. その上にはまぐりとニンジンを載せます。混ぜなくてもいいです。
3. 炊飯器のスイッチを入れて、炊きあがるのを待ちます。
4. 炊きあがって、蒸れたら、底からかき回すように一度混ぜます。
5. 菜の花を入れて、もう一度かき回します。
6. 出来上がり!お茶椀によそって、色目に三つ葉もきれいだと思います。

【主菜: ぶりの照り焼き】

<<材料 3人分>>
1. ぶりの切り身 3枚
2. しょうが 一かけ(すりおろして)
3. 濃口醤油 大さじ2
4. 料理酒 大さじ2
5. みりん 大さじ1

<<下ごしらえ>>
1. ぶり
① 材料の2.から5.までを混ぜた、タレの中に漬け込んでおきます。

合間を見ながらひっくり返して、裏表ともに浸み込むようにして下さい。

<<調理する!>>
(うちはのグリルは片面グリルなので片面グリルで焼く場合として説明します。)

1. グリルに火を入れ、底に入れてある水から湯気が上がってきたくらいで、ぶりを並べます。

★ ここが勝負です!★

2. 漬け込んでおいたタレをフライパンなどに移して、火を入れて沸騰させ(料理酒とみりんのアルコールを飛ばし)ます。
ぶりには醤油が付いているので、焦げやすいです!

ぶりを載せる→タレをフライパンに移す→火を入れて沸騰させる→ぶりの焼け具合を確認する


までの一連の作業は、滞りなく進めて下さい。来客が来ても、電話が鳴っても、無視です!!

3. 表面がジリジリした感じになったら、ぶりを火を入れたタレに戻して、たれを絡め、グリルに戻します。

3. 2.の作業を、こんがりと照りが出る感じにまで続けたら、焼きあがりです。

【おつゆ: カニと豆腐のとろとろおすまし】

<<材料 4人分>>
1. かに缶 1つ (もちろん普通のかにでもいいです。)
2. 絹ごし豆腐 半分~1丁
3. 三つ葉 適宜(無ければネギでもいいです。)
4. 片栗粉 小さじ1
5. だし汁 500mlくらい
6. 薄口醤油 大さじ2
7. 料理酒 50ccくらい

<<下ごしらえ>>
1. かに缶
身と汁を別にしておきます。普通のかにでも構いませんが、その時は、一回火を通してほぐし、火を通した汁は取っておきます。

2. 絹ごし豆腐
さいの目に切っておきます。

3. 三つ葉
茎の部分は短めに、葉の部分は、「三つ葉」というくらいですので、3つの葉がきれいに開いた感じのものは、葉をもがずにとっておきます。ほかの部分は切り刻んで構いません。

4. 片栗粉
片栗粉と同量の水で溶いておきます。

<<調理する!>>
1. かに缶の汁、もしくは、かにを茹でた汁をベースにして、だし汁を作ります。
2. かに缶のかに、ほぐしたかにと絹ごし豆腐を入れます。
3. 薄口醤油、料理酒を入れて、一回沸騰させます。
4. 味が整っていることを確認できたら、火を止めます。
5. お玉にかけるように、溶いた片栗粉を、かけては混ぜ、かけては混ぜ、を繰り返して、ちょっととろとろな感じにします。
★ ポイント ★

グツグツと煮立っている状態で片栗粉を入れると、流し込んだ形のままで固まってしまいます。

レシピでは「火を入れたまま」と書いてあるものが多いですが、お味噌汁の味噌を溶かすように、火を止めてから入れると、失敗しません。

6. 一回軽く沸騰させて出来上がりです。お椀に注いで、三つ葉を飾ります。

【娘に出す際の心配り】

1. ぶり
骨を抜いて、小さくほぐします。

2. 炊き込みご飯
三つ葉は載せません。ハマグリは、調理前に細かく切らなくても、ご飯が炊き込まれる間に、かなり柔らかくなります。

3. おすまし
片栗粉は熱を閉じ込める役割をしますので、どの料理よりも、最初にお椀に注いで、冷ましておきます。

2007年 ひな祭り 娘も一緒に ちょっと情けない顔になってますが、2回目のおひな祭りを迎えた娘です。

料理目の前に、大変ご満悦なご様子です。

手前に、見切れてますが、ほぐす前のぶりの照り焼きが見えます。

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男性
誕生日:
1968/04/19
職業:
会社員&シェフ
趣味:
料理以外に何!!<(`^´)>
自己紹介:
『医食同源』、料理は心。そして手際の良さと厳選された素材。でも!!私は『心がこもれば何でも美味しい』と思ってます。(*^_^*)
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