私の娘は、まだ1歳と3か月なので、私たちと同じ食事を食べることは出来ません。
味の濃いもの
|
消化の際に、身体に負担を与えてしまうので、熱などを出しやすいこと
|
形の大きいものや、硬いもの
|
歯が完全に揃っていないので、噛み切ったり、噛み潰したり出来ないこと
(多くの場合は「ゴックン」と、丸呑みしてしまいます。そのため、噛み切れない海苔の巻いてある軍艦のお寿司はもってのほかです。)
|
ですので、私も娘と料理を取り分けるときは、かなり気を遣います。
【準備の心得】
娘用の食材準備の際の基本は、
・大きく切らない
・硬いものは、避けるか、小さく切るか、よく煮立てること
・粘りがあり喉にかかるもの(例: お餅や長い麺類)は使わない
・味を濃くしない
・油は出来るだけ使わない
・灰汁(あく)は良く取る
です。この気遣いで、レシピもある程度決まってきます。
【配膳の際の心得】
出来上がって配膳するときは、
・よく冷ます
・食べ過ぎるので大きな皿に、多く注がない
・スプーンや歯の粗いフォークで拾える大きさにする
です。うどんは、娘の分については、冷麺のようにはさみで切って、配膳します。
【アレルギーに対する配慮】
たまご、そば、鶏肉、牛乳、大豆製品、小麦、米などがその一例ですが、全て避けようとすると、何にも食べることの出来ない大人になりますので、
・混ぜるときは生で出さない(例: 納豆に生たまごを混ぜる)
・出来るだけ少量ずつで慣らしていく
です。
豆腐、ご飯、パン、味噌汁については普通に取っているものですので、気にしなくてもいいことでしょう。たまご、鶏肉は、子どもが好んで食べるものです。
私が娘の体質やウンチの変化を見ている限りでは、アレルギーを気にすることはほとんど無いと判断しています。
【好き嫌いしない子どもにするために】
私はアレルギーよりも、好き嫌いの方を気にしています。
にんじん、ピーマン、レバー、セロリ、ねぎ、そういう、
・匂いがきついもの
・食感がよろしくないもの
・後味がよくないもの
は、何を食べているのかあまり意識していない、子どもの頃から慣らせておかないと、小学生になって好き嫌いが出てくると思います。
うちの娘はまだセロリだけ未体験です。
【にんじん】
赤い食材というのは、あまり手に入るものではありません。にんじん3本でやっとパプリカが1個買えるくらい、他に「赤」といったら唐辛子くらいです。赤キャベツや赤たまねぎも、そんなに手に入るものではありません。
私が全ての食材の中で、一番使うものはにんじんだと思います。栄養価はもちろん、一番は「色目」です。緑ばっかり、真っ白ばっかりに、赤いものが入っていると、とても映えて見えます。味噌汁にも入れます。
一気に使わないで、毎日2mmの輪切りで5枚くらいを、千切りにしてチョコチョコ使っていれば、にんじん嫌いは解消出来ます。
【ピーマン】
今は5個入りで198円と、かなり高価ですが、安いときはいっぱい買って、何にでも使います。シチューやピザトーストといったものから、オムレツ、たまご焼き(色目として)、納豆、などなど、割と広範囲で使える食材です。
【レバー】
生で購入するときは、大体「にらレバ炒め」のために買う、という方が多いと思います。カレー粉をまぶして匂いを消して、フライにする、という方も居られるでしょう。
大人になれば「レバ刺し」といっていきなり生で食べてしまいますが、子どもの料理として使いにくい食材であることは事実です。「食べさせよう」と思って、買ったはいいけど、どう調理しよう、とレバーを前に対峙してしまう事も多いと思います。
私はこう考えます。
レバーは鉄分を多く含むために、赤血球の生成、冷え性の防止になると言われています。ということは、鉄分が取れればいいのであって、何もレバーにこだわることは無いのです。
ヒジキやキクラゲもレバー以上に鉄分を多く含んでいることをご存知でしょうか?
また、調理道具を鉄鍋に変えるだけで、何もしなくても勝手に鉄分を吸収していることになります。
料理は、栄養価が大切であって、食材が大切である訳ではないことを意識して下さい。
料理は発想の転換です。賢く調理して、「医食同源」、健康な家族で過ごしましょう!
鉄鍋について
|
|
こういう鉄鍋もあります。
お子さんにハンバーグやステーキ、魚の包み焼きなどを出すときに、感動されそうです。
(私も欲しいです。(T o T;) )
|
[0回]
PR